- どしゃ降りの雨のせいで洗濯物が乾かなくてイライラ
- このままだと生乾き臭のイヤ~なニオイがしてしまう
雨が降ると『はぁ。今日は雨か…』と憂うつになりがち。
外出で服が濡れるのも嫌ですが、洗濯物が乾きにくくなるのもイラッとしちゃいますよね?
そこで今回は『雨の日でも洗濯物を早く乾かすコツ』をお話しします。
私も今から話す内容を実践してから、格段に乾くのが早くなったので参考にしてください。
雨の日は部屋干しでも乾かないもの!室内干しの前に”乾きやすい空間”を作る
いきなり早く乾かすコツを実践してもいいのですが、その効果を高める一工夫があります。
それが『脱水を2回する』という方法。
もちろん脱水ができない衣類には使えませんが、2回連続で脱水することで乾くのがけっこう早くなります。
さらに脱水するときにカラッカラに乾いた大きいタオルを入れると、洗濯物の水分を吸い取ってくれるのでオススメ。
しかしこの2回脱水にはデメリットもあるんですね。
それが服にシワが出来やすいこと。
どうしても気になるなら脱水後にアイロンをかけるのも効果的です。
シワを伸ばせるのはもちろん、熱で水分を蒸発できるので、乾くのも早くなります。
(雑菌の繁殖も防げるので、乾いたときに臭いにくいというメリットも!)
①エアコンの除湿(冬は暖房)が最強!雨の日の部屋干しによる湿気もとる
1分1秒でも早く乾かしたいときはエアコンや除湿器で部屋を除湿するのが最適です。
雨の日に洗濯物が乾きにくいのは空気の湿度が高いから。
湿った空気が洗濯物の水分を吸わないので乾かないんです。
だから除湿をして洗濯物周りの空気を乾燥させ、洗濯物の水分を吸い取るようにするのが一番手っ取り早い。
さらにエアコンの風に当たるように干すと、カラカラに乾燥した空気が洗濯物に当たるのでより乾きやすいですよ。
梅雨や夏なら除湿だけでも室温が下がるので、部屋でも快適に過ごせます。
ただ真冬の場合は除湿だけでは部屋が冷えるので、暖房に切り替えましょう。
エアコンで部屋を暖房して暖めると飽和水蒸気量(空気が含むことができる水分量)が高くなり湿度が下がる効果があります。
加湿機能があるエアコンはムリですが、通常の暖房でも除湿せずに部屋の空気を乾燥させることができますよ。
②扇風機×ドライヤー×換気扇を併用!乾いた空気の流ると部屋干しでも乾く
もしエアコンを使えなかったり除湿器がないとき。
そんなときは扇風機やサーキュレーターを使って空気の流れを作ることを意識します。
先ほども言った通り雨の日に洗濯物が乾かないのは空気が湿ってるから。
だから洗濯物周りの空気はより湿ってジメジメとしています。
そこで扇風機と換気扇を使って空気の流れを作ることで、ジメジメした空気を溜まらないようにします。
エアコンや除湿器の除湿よりは効果が落ちますが、何もしないよりは全然乾くのも早い!
あと『この服だけは早く乾かしたい』というときはドライヤーも併用します。
やり方はシンプルでハンガーに洋服をかけてドライヤーの風を当てるだけ。
これで洗濯物の水分を飛ばしていきます。
(乾燥器が使えない洗濯物にはドライヤーを当てるのはNGです)
注意したいのは1か所に集中してドライヤーを当てないコト。
髪にドライヤーを当て続けると焦げ臭くなるのと同じで、生地もずーっと同じ個所を当てると傷んで縮んでしまいます。
ビニール袋に洋服を入れてドライヤーを当てるという方法も見かけますが、私はオススメできません。
ドライヤーが当たる面に偏りができるので、乾きにムラができるんです。
できるだけ早くという点ではハンガーにかけて、ドライヤーを当てた方が良いですね。
③夜中の部屋干しは浴槽で!雨の日は浴室乾燥機を使うとGOOD
- 一人暮らしだから干す場所がない
- 寝るときに洗濯物がジャマ
このように干すスペースが限られているときは、お風呂場を上手に使えば解決します。
そもそもお風呂場はメチャクチャ湿気が溜まりやすい場所ですよね。
だから設計上、湿った空気を逃がしカビができにくい工夫がされている場所でもあります。
あったら助かるのが浴室乾燥機ですが、それがなくても換気扇はついています。
(残念ながら窓を開けるタイプならNG。雨の日に窓を開けても洗濯物は乾きにくいです)
残り湯があるなら蓋をして水蒸気が出ないようにしましょう。
あと壁や床の水滴を先に拭いておくと良いですね。
これでいっそう洗濯物を干す場所として浴槽を使うことができます。
雨の日でも除湿家電が家になかったり、扇風機を使うスペースがないときは浴槽を使いましょう。
(どうしても早く乾かしたい服はドライヤーがおすすめ。)
一人暮らしで部屋干すスペースがない!雨の日はコインランドリーへ
- 浴槽も雨のせいでジメジメしてる
- 晴れた日にベランダで外干しするしか干す方法がない
除湿できる家電や扇風機もなく、室内で干すスペースがないとき。
そんなときに浴槽も使えないとなると、部屋で干すよりコインランドリーを活用した方が早く乾きます。
部屋干しにこだわる理由がないならコインランドリーの乾燥機を使えば店内でスマホをいじってる間に乾きますよ。
最終手段として頭の片隅に入れておくと良いですね。
湿度が高い雨の日でも大丈夫!洗濯物が早く乾く部屋干し方法
空気を乾燥させたり、空気の流れをつくることだけが早乾きのテクニックではありません。
干し方を少し工夫するだけでも、乾きのムラがなくなったり早く乾くようになります。
まず干す場所ですが、理想は『部屋のど真ん中の高め』ですね。
壁際は空気がこもりやすいので、真ん中に干して空気の通りをよくします。
さらに湿気は下に溜まりやすいので、上の方に干した方がジメジメ空気を避けられるんですね。
まあ雨の日はどこもジメジメしてますが、それでもマシにはなります。
下に新聞紙や段ボールを敷いて、落ちてきたジメジメ空気を吸収するのもアリですよ!
そして次は干し方ですが、共通して言えるのは“空気の通り”を意識するコト。
例えば洗濯物と洗濯物の間隔を広めにとってジメジメ空気が溜まりにくくします。
(10cmくらい開ければOKです。)
あとズボンやスカートは筒干しをして中からも乾かせるようにすると時短が期待できます。
このように間隔を空けることで空気の流れを作ってあげましょう。
それと注意したいのが重ならないように干すことですね。
例えばズボンのポケットやパーカーのフードなど『乾いたと思って着たら1箇所だけ濡れてた』なんてことありませんか?
これは衣類が重なっていたので、空気の通りが悪く乾かなかったからです。
だからズボンは裏返して内側から乾かすようにする、パーカーは逆さに干す必要があります。
(あとシャツの襟も立てて干すと良いですよ!)
衣類以外ではタオルも重なって干さないようにするだけで早く乾きます。
例えば左右対象ではなく片方だけ長くして干したり、斜めにして干せば扇風機の風が当たる面積が広がりますよね?
洗濯物の数が少ない時は蛇干しという干し方もあるので参考にしてください↓
ちなみに物干しでオススメなのはニトリですね。
使わないときに小さく収納できて、使う時は大きく広げられるのが特徴。
使いたいスペースだけ広げることもできるので重宝しています。
雨の日の部屋干しで気を付けること!窓やカーテンレール近くに干すのは×
最後は雨の日のNGな干し方について。
部屋を除湿して、空気が入るように干したとしても、間違った干し方をすると乾くのが遅くなっちゃいます。
特にやってしまいがちなのがカーテンレールにハンガーを吊るして窓の近くで干す方法ですね。
こうやって干すと衣類同士が重なりやすくなって、乾いた空気が通りにくくなります。
洗濯物の水蒸気が窓につけば水滴になって、洗濯物を濡らしてしまうこともあります。
それに水分を含んだ重い洗濯物を吊るし続けてると、カーテンレール自体が曲がるリスクもありますよね。
晴れてる日は太陽が当たって良いかもしれませんが、雨の日にカーテンレールや窓際に干すのはデメリットしかありません。
今回は雨の日の洗濯物を早く乾かす方法を見ていきました。
- エアコンや除湿器で湿った空気を乾燥させる
- 扇風機と換気扇で空気の流れを作る
- 早く乾かしたい1着にはドライヤーをあてる
- 室内で干せないときはお風呂場を使う
- 空気がよく通る干し方をする
- カーテンレールや窓際には干さない
ジメジメした雨の日は洗濯物もなかなか乾かなくてイライラしちゃいますよね。
生乾き臭にでもなったら、周囲の人にすれ違いざまにプーンと臭わせてしまう事態にもなります。