- 雨のせいで湿気が溜まり部屋の居心地が悪い
- 息がしづらいと錯覚するほどジメジメしてる
- 部屋の湿度を下げて、快適な部屋をリビングを取り戻したい
去年まで住んでた家は間取りのせいか、普段から湿度が高めでした。
それにプラスして梅雨の時期に雨が降ると、もう最悪…
空気が重たくさえ感じて、家にいるだけなのにイライラしちゃってました。
でも家電やグッズを上手に使うことで湿気って外に逃がすことができたんです!
今回のテーマは『今からできる部屋の湿気対策』
湿気を下げる家電やグッズと、部屋の湿度をあげるNG行動についてお話しします。
何もしなければ、問題は解決しません。
雨が止むのを祈るだけになってしまいます。
少しでも部屋の湿度を下げて、快適な空間を取り戻しませんか?
雨の日の部屋の湿度を下げるには家電を活用!ジメジメ湿気から快適な室内へ
- 呼吸をするのも苦しい感じがする
- ジメジメした部屋を今すぐ何とかしたい
このように異常な湿気に悩まされているときは家電が一番効果があります。
湿気対策のグッズはコスパが良い反面、用途が限定的だったり、効果を実感するまで時間がかかるのが現状。
異様にジメジメした空間を一発で解決するには家電をフル活用しましょう。
①エアコンの除湿機能で湿度を下げる!寝れない夏や寒い冬は設定を切り替える
湿気が高いときに最初に試みるのがエアコンの除湿機能。
部屋の空気を一度冷やすことで結露させ水をつくる。
その水だけを外に出して、乾燥した空気を部屋に戻すという仕組みです。
寝れない熱帯夜は除湿機能だけでも室温も下がって一気に寝やすくなります。
除湿の王道がエアコンではないでしょうか?
忘れがちなのが季節ごとに除湿モードを切り替えることですね。
一部のエアコンの除湿機能には、夏用の『弱冷房除湿』と冬用の『再熱除湿』があります。
弱冷房除湿は先ほど言った通り部屋の冷やした空気をそのまま戻します。
逆に再熱除湿は部屋の温度が下がらないように、取り込んだ空気を暖めてくれます。
今の時期によって切り替えたほうが室内を快適にできますよ。
②冬のやばい湿気には除湿器も活躍!でも寝苦しい夏には要注意
エアコンがなくても除湿器があれば心強いですよね。
ただ熱帯夜の寝室で使うのは注意が必要になってきます。
なぜなら除湿器はエアコンの除湿機能と違って、熱は外に逃がさないので室温に変化はありません。
むしろ長時間使用して除湿器自体が熱くなってくることもあります。
真夏に使いたいなら少し高くても冷たい空気を出してくれるエアコンの除湿機能が一枚上手ですね。
あと除湿器の効率を上げたいときは扇風機を併用しましょう。
まず除湿器湿気が溜まりやすい部屋の真ん中に起きます。
そして扇風機を首を振った状態で、その除湿器の方向にむけます。
これで除湿器だけの場合よりも空気の流れが早くなるので、部屋の湿度を下げやすくなります。
部屋の湿度を下げたいときにエアコンと除湿器は2トップで頼りになりますよ。
③扇風機と換気扇も大活躍!雨で窓が開けられなくても換気をして湿気を逃がす
- 私の家には除湿器はない
- 一人暮らしでエアコンもない
そんなときは扇風機と換気扇で代用します。
湿気を逃がす=窓を開けるというのは王道だけど、雨の日に窓を開けても室外も湿気があるので効果は薄い。
ただ扇風機と換気扇を使って窓を開けずに喚起すれば、今よりは部屋のジメジメもマシになります。
まず部屋の中心に扇風機を置く。
そして換気扇を動かして、その換気扇に向けて扇風機の風を当てます。
これなら雨が入ってこないで室内の空気を外にだせますよね。
何日も雨がふって風通しが悪くてジメジメするというときに有効です。
ただエアコンや除湿器ほど即効性はないし、効果も薄いのも事実。
だからエアコンや除湿器がないときは、今から話す湿気対策グッズも並行した方が良いです。
雨の日の室内の湿度を下げる方法!湿気を逃がす役立ちグッズ
家電は用意できるかがすべて。
いくら効果があったとしても、値段も張って気軽に変えるモノではありません。
そんなときは湿気対策グッズを使い倒して部屋の湿度を下げていきます。
家にあれば今すぐできますし、もしなくてもすぐ用意できるものを使っていきます。
①ペットボトル×タオルで結露を作る!エアコンの代用で蒸し暑さ対策
先ほどエアコンの除湿機能で『結露を作って外に湿気を出す』という話をしました。
実はエアコンだけじゃなくペットボトルでも結露って作れるんです。
作り方は簡単で2Lのペットボトルに水を7分目まで入れて凍らせるだけ。
凍らせたペットボトルを部屋に置いたり、扇風機に当てるだけでOK。
これだけで湿気がペットボトルに付いて水滴になります。
放置してるとダラダラと水滴が床にこぼれるのでタオルを敷きましょう。
エアコンほど強力ではないですが、部屋の湿度を下げることができますよ。
②炭や重曹は適切な場所に置いて効果を発揮!臭いケアもできる
置いているだけで湿気を吸収してくれるグッズはペットボトルだけではありません。
炭や重曹も湿気を吸い取ってくれます。
私が個人的に愛用してるのは備長炭。
備長炭は炭に空いてる穴が多いので除湿や消臭にオススメ。
雨が降る時はニオイも気になるので備長炭が心強いです。
(コーナンなどにいくと安く買うことができますよ。)
また洗剤でつかう重曹も湿気とりに使えます。
粉末の重曹をお皿に入れて、気になる箇所に置いておくだけ。
しばらくすると重曹が固まっていきますが、これが湿気をとったサインになります。
(粉末が舞い散らないようにラップをかけて小さな穴を開けておくと良いですよ。)
備長炭も重曹もリビングや寝室全体の湿気をとれるほど強力ではありません。
ただクローゼットや押入れ、下足箱など湿気とニオイが気になる場所に置いておくには役立ちます。
③除湿剤(シリカゲル)や新聞紙も部屋の湿気や水分を吸収してくれる
気になる場所に置くという点では除湿剤や新聞紙も使いたいですね。
除湿剤とかは梅雨につかうとすぐ水でいっぱいになります。
面倒ですがこまめに取り換えて、湿気をとっておきたいところ。
また新聞紙やダンボールは普通の紙よりも水分を吸収しやすくできています。
もし古新聞が溜まっているなら処分するまでの間、湿気が気になる場所に置きましょう。
(下駄箱や靴の中、クローゼットの下に敷くだけでもOK)
あと日頃からお菓子に入っているシリカゲルも保管しておくと便利ですよ。
シリカゲルとはお菓子や菓子パンの封の中に入っている「食べられません」と書いてある袋。
これは湿気をとるために入っているので、捨てずに持っておくと梅雨の時期に大活躍します。
除湿剤や新聞紙・シリカゲルも部屋全体の湿度を下げるのは難しいので、場所を限定して使いましょう。
最後は部屋の湿度を知らず知らずのうちにあげるNG行動を見ていきます。
雨の日は避けたい湿気るNG行動!窓を開けるとカビのリスクも?
最後に湿気を下げたいときのNG行動をまとめておきます。
せっかく家電やグッズを使っても、今から言うことをしていたら効果は半減。
一番のNG行動は窓を開けて部屋の換気することですね。
晴れてる日には湿気を下げることができますが、雨の日は逆効果。
雨の日は部屋の中より外の方が湿度が高いことが多い。
だから窓を開けると湿った空気が部屋に入ってきてしまいます。
家具の場所や素材でも部屋の中に湿気が溜まりやすい
次は家具の設置場所と素材からNGポイントを見ていきます。
まず家具を置く場所ですが、壁にピッタリくっついてはいないか確認。
壁にピタッとくっついていると、そこに湿気が溜まりやすいんですね。
ほんの少しで良いので隙間を開けて空気の流れを作ると良いですよ。
あと素材ですが布製品も湿気を溜め込みやすいので注意。
とくにソファなどシーツに布製品を使っていると、体温で空気も温まりジメっとしやすいです。
座る場所に新聞紙を敷いてからシーツをかけるだけでもマシになりますよ。
あとカーテンも次に買い直すときは素材から選びましょう。
通気性や速乾性という意味では麻素材のカーテンがオススメ。
遮光率は下がりますが換気もしやすいですし、雨のモヤっとしたニオイもこもらないくなります
観葉植物や料理は部屋を加湿する!洗濯物や布団の部屋干しも注意
最後は部屋を加湿してしまうモノについて見ていきます。
まず寝室に観葉植物や水槽を置いていませんか?
これは湿度をあげる原因になってしまうので、リビングや寝室から移動させた方がいいですね。
それと料理中も加熱調理をしていると湿気がこもりがち。
当たり前ですが換気扇を回すこと。
そして扇風機も併用して料理で出た熱い空気が換気扇に入るように空気の流れを作りましょう。
あとは厄介なのが洗濯物ですよね。
雨の日に外で干すわけにはいかない。
でも部屋干しすると明らかに空気が重くなっていきます。
こんなときは洗濯物を干す場所を工夫しましょう。
浴槽で換気をしながら干す、扇風機を当てて換気扇を回す。
このように衣類の水分が家に残らないよう外に逃がす場所に置くと解決します。
あと意外なのが布団ですね。
人は寝てる間にコップ一杯分の汗をかきます。
つまり布団にはコップ一杯分の水分が含まれているということ。
だからすぐに押し入れにいれると、押し入れの湿度が高まります。
しばらく布団を置いたまま湿気を逃がしたり、布団乾燥機にかけるのが理想ですね。
理想の湿度はアプリで確認!夏や冬など季節別の対応を!
今回は雨の日に部屋の湿度を下げる方法を見ていきました。
①手軽で強力な家電に頼る
エアコンの除湿機能、除湿器、扇風機と換気扇のコラボ
②湿度対策グッズをフル活用する
- 凍らせたペットボトルに結露を作らせる
- 備長炭や重曹もジメジメに効果あり
- 除湿剤や新聞紙に湿気を吸い取らせる
③部屋の湿度をあげるNG行動を辞める
- 家具を壁にひっつけている
- カーテンは季節限定で麻素材にする
- 洗濯物や浴槽やコインランドリーなど
- 布団は布団乾燥機にかける
湿度の目安は40%〜60%と言われています。
湿度が高すぎるとダニやカビのリスクが高まる。
逆に低すぎると空気が乾燥してウイルスが活発になる。
適度な湿度を保てる湿度計などを見ながら調整していくとわかりやすいですね。
湿度計はスマホのアプリでも無料でDLできるので、簡単に計ることができますよ。
外に出歩きにくい雨の日。
ジメジメした室内だと余計にイライラしてしまいます。
上手に湿度を外に逃がして、家で快適な時間を過ごしませんか?