暑くなるとズキズキして頭痛い…
夏バテの辛い症状の一つに生活に支障をきたす頭痛があります。
気持ち悪いし吐き気もでて食欲不振になって栄養をとれずさらに夏バテが悪化していく。
そんな悪循環になって毎年、苦労をしていました。
今回は『夏に続く頭痛の解消』
治らない頭痛の原因と治し方を考えて少しでも楽しい夏を過ごす工夫をしていきます。
毎年のように夏にバテて頭痛があるなら私の実践方法を参考にしてみてはいかがですか?
夏バテで頭痛が酷くなる時に考えられる原因
なぜ夏になると頭が痛いのか?
頭痛の原因として考えられるものをできるだけ挙げてみました。
原因は人によって違うのでこれは自分で探すしかありません。
あなたの原因はどれだと思いますか?
原因① 夏に自律神経が乱れることで頭痛になる
夏バテの原因としてクーラー病。
室内外の温度差が激しくて自律神経が乱れてしまうことが挙げられます。
中は寒い、外は暑い
この繰り返しで自律神経が乱れ疲れが溜まりやすくなるんですね。
この自律神経というのは乱れると血管を収縮させることがあるので 頭痛のリスクも高めてしまうんですね。
あなたは夏に自律神経が乱れることはしていませんか?
【自律神経が乱れる行動】
- 寝不足、夜更かし
- 休みの日の寝すぎ
- 梅雨や台風などの気圧の変化
- 仕事や人間関係のストレス
- クーラーの設定温度が低い
- 室内の寒さ対策をしていない
これらが当てはまるならあなたの頭痛は自律神経の乱れここから来てる可能性が高いですね。
寝不足については熱帯夜で寝れない…というケースもあるかと思います。
その時の対処法や寝室の環境作りについて次の機会に詳しく話してるので夏に寝不足だという場合はこちらを↓
②夏に偏食に!食生活の変化で夏バテをこじらせてないかチェック
二つ目は夏バテというよりも夏に食生活が変わって頭痛を招くパターンです。
典型的なのが二日酔い。
アルコールの摂取で血流が促進したり利尿作用で脱水気味になって頭が痛む。
普段の量だから大丈夫というわけでなく疲れが残りやすい夏は同じ飲む量でも体への負担がかかってしまいます。
また食べ物でも注意したいのはチョコレートやチーズですね。
痛みが脈打つような偏頭痛の場合はチョコやチーズ、ヨーグルトを食べると偏頭痛を誘発する場合があります。
食欲がないからと栄養を取らずにお菓子やサッパリ系ばかり食べてると栄養が偏ってしまうので注意しましょう。
③ 長引く夏風邪で頭が痛いなら病院へ
頭痛の可能性としては夏風邪も考えられます。
夏はお腹のウイルスが多いので発熱がなく微熱程度で 風邪に感染してる時もある。
しかも夏は体力が低下気味なのでなかなか風邪も治りきりません。
長引く風邪
これが頭痛と重なっていることもあるので下痢やだるさなどの症状が本当に夏バテからきてるのか?
風邪という可能性はないかを体温の変化やのどの痛みなど風邪全般の症状からチェックしてみましょう。
④ 夏特有の一日の過ごし方も頭痛のタネ
暑くなると部屋でじっとして体を極力動かさないこともあります。
運動をせず、横になってテレビを見る。
そんな同じ姿勢をとり続けることも頭痛の原因になってしまいます。
どういうことかというと同じ姿勢をとっていると肩や首、背中の筋肉がほぐれずに固まる…
すると血流が悪くなってしまい そこから頭痛を誘発してしまうんですね。
- 同じ姿勢が多い
- 肩がこっている
このような夏の過ごし方をしてると改善した方がいいかも(;^ω^)
【補足】 夏バテではなく熱中症の可能性もあります
今回は夏バテと頭痛に関してお話をしておりのですが熱中症でも頭痛になることがあるので注意。
熱中症には症状によって重症度があってⅠ度からⅢ度まであるのですが頭痛はⅡ度に分類されています。
ただの夏バテだったと思ってたら実は熱中症だった。
…なんて恐ろしいケースもあるので頭の片隅に入れておきましょう。
※ 熱中症の症状をチェック
Ⅰ度…めまい
Ⅱ度…吐き気、下痢、頭痛、倦怠感、虚脱感、判断力や集中力の低下
Ⅲ度…意識障害やけいれん、手足の運動障害、言動や行動などがおかしい、過呼吸、ショック症状
熱中症は放置すると危険なので夏バテとはレベルが違います。
ちょっとでも『あれっ』と思ったら病院で医師に診てもらった方が良いですね。
夏バテの頭痛ケア!頭の痛みを原因ごとに解消していく
ここまでは夏の頭痛の原因を見てきました。
自律神経、食生活の変化、夏風邪、運動不足etc
そして最悪なケースとして熱中症の可能性もあるという話でした。
原因によって解消法も違ってきます。
そこで次は原因の見極め方とどんな原因からくる頭痛でも効く頭痛の解消法についてお話ししますね(^^)
① プチ日記で自分の頭痛の原因を特定しよう!
見分ける時に一番効率が良いのはスマホのメモ帳に記録する方法です。
記憶はあいまいなのでしっかり記録するのがポイント。
細かくする必要はありませんが一日の簡単な流れを記録。
頭痛が起きた時は1時間くらい前からの行動をメモする。
これで原因も見つけやすくなりますよ。
私が記録してたのはこんな感じです↓
【8月◯日 水曜日】
- 睡眠時間:0時から7時まで
- 朝食なし
- 8時に出勤、9時に仕事
- ★仕事中に頭痛
- 12時に昼食…コンビニ弁当
- 仕事
- 20時に帰宅
- 夕食…豚汁、ビール
仕事中に少し頭痛。
原因の候補…クーラーの温度差かコーヒー、肩のコリ
このようなメモを取ってます。
人目に付くのでわかりやすく書きましたが本当はもっと適当です。
食べた物、環境、体の変化
これらを箇条書きで書いてるだけ。
これだけでも頭痛との関連性が見えるので個人的にはオススメできる方法ですよ。
(私の場合は自律神経が原因と発覚)
② 頭痛に効くツボを知って応急処置をする
原因を見つけて見直すまでの間に応急処置として私がやってるのはツボ。
一般的な頭痛のツボを一回押して見る。
その中で自分に効果のあるツボを覚えておきます。
これで多少は頭痛を抑えることもできますよ(^^)
(症状が酷い時は無理ですが…)
私のおすすめは太陽。
疲れ目や頭痛に効くと言われてるツボで人目でも押しやすい場所にあります。
場所は目尻と眉尻の間少し凹んだ箇所。
指で押さえて、ゆっくり回しながら少しずつ力を強めていきます。
夏バテの頭痛でも疲労や寝不足など疲れからくる頭痛の時に押しています。
また自律神経の乱れから来る頭痛には寝る前に百会というツボを刺激。
ツボの場所は頭のてっぺん付近ですね。
両耳と体の中心線の交わる箇所にありここもグリグリと押しています。
熱帯夜での不眠や寝不足、クーラー病などの自律神経の乱れの時にこのツボを押すようにしています。
このように応急処置としても使えますし先ほどのメモから頭痛の原因がわかればそこからさらに効果的なツボを見つけられます。
覚えておいて損はないので頭痛のツボは役立ちますよ(^^)
もちろん頭痛だけでなく夏バテに効くツボを押すのもアリ。
夏バテのツボに関しては下の記事でまとめてるのでこちらもツボ押しの参考にしてください↓
③ 頭痛の根本的な原因をケアして解消する
最後は夏の疲れやすさやだるさ、食欲不振を解消することで回復力を元にもどして頭痛も消してしまおうという作戦です。
夏バテの解消法については次の機会で詳しく話すのでそちらも役立ててください↓
今回は夏バテによる頭痛の原因と対処法この2つを見ていきました。
- 生活をメモして原因を見つけその原因を改善していく。
- ツボを押して応急処置をする
この方法で私は無痛とは言いませんが例年と比べて楽に過ごすことができました。
あなたの役に立てばうれしいです。
一緒に乗り切りましょう(^^)